火災時管制運転装置(付加仕様)の運転方式

〔装置の機能〕

火災管制運転装置は防災設備との連動によって火災発生時に自動的にエレベーターのかごを避難階(1階)へ直通運転させて、ドアを開き乗客の避難を行うものです。

〔運転方式〕

1.管制運転方式はフローチャートで行います。

2.管制運転時のエレベーター運転概要は下記の通り

○かご内運転盤に火災表示点灯(表示付の場合)
○火災感知器の防災信号を受信すると走行中であれば自動的に最寄階へ停止し戸開きしないで直ちに避難階へ直行運転し 戸開ボタン点灯。
着床後ドアを開き乗客の避難を図り一定時限 (20秒)経過するとかご内照明を自動消灯後ドアを閉めて運転休止します。
○音声合成装置がある場合には音声で知らせます。


※ 防災設備機器の誤作動、誤操作によって受信したときは防災盤の復旧操作でエレベ ーターも平常運転に復帰します。
※ 火災発生による管制運転からの復旧は技術者の点検により安全なことを確認して行います。

〔火災時管制運転装置運転フローチャート〕

火災時管制運転装置運転フローチャート

(注1)
手動方式で避難階乗場に呼び戻しボタンを設置した場合。
(注2)
自動・手動併用方式の場合火災報知器の点検を行う場合は、火災時管制運転によりエレベーターが休止することを防止するために、火災管制スイッチを「切」にしておこなうこと。
(注3)
かご内に火災時管制運転に関する表示灯がある場合はこれを点灯する。この表示灯は、分かり易くかつ乗客がパニックに陥らないように表現すること。
(注4)
保守運転中及び運転休止中(かご内とかご上運転休止スイッチによる運転休止)は、この管制運転を行なわない。
(注5)
セフティシュー又ははかり装置(JEAS-403B「はかり装置の動作値に関する標準」でいう「はかり装置」) が作動している時は戸閉せず、光電装置などのドアセンサが作動していても戸閉する。
(注6)
地震時管制運転が重なった場合は、地震時管制運転が優先する。
(注7)
自家発時管制運転が重なった場合は、火災時管制運転が優先するが、同時に運転するエレベーターの台数については、自家発時管制運転で生ずる制限に従う。
   
※ エレベーターのバージョン(完成時期)によって、上記とは多少動作が異なる場合があります。
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